2010年12月7日火曜日

JFK: Elm Street in Dallas

2010年12月6日(月)

この標識を見てピン!と来た方はいらっしゃいますか?

そうです! そうです!ジェイソンが出てきて電気のこぎりで斬りつける、キャ〜〜〜!!

いえ、違います。映画の「エルム街の悪夢」ではありません。
本物のエルム街の悪夢です。

場所は、ダウンタウン・ダラスの一角です。

The 6th Floor(旧テキサス州教科書倉庫ビル)という記念館があります

そうです。アメリカの暗部である、あのJFKの暗殺現場です。

下の写真のX印が最初にケネディ元大統領が最初に撃たれた場所です。
 今も道路にその時の血痕が残っている・・・わけありません。
(6th Floorを背に第1被弾場所を撮影)

1発目の銃弾を浴びた場所から15mくらい進んだところに2発目・3発目の縦断を浴びた場所が記されています。
(6th Floorを背に第2・3被弾場所を撮影)

ケネディ元大統領を暗殺犯として逮捕されたOswald容疑者がいたのが下の写真の左側のビル、当時は教科書を販売していた会社の6Fの窓です。写真の上から2段目一番右端の窓です。
当時は木の枝葉も今よりは茂っていないので、見通しは非常に良い場所ですね。
(車列の進行方向から後方に向かって6th Floorを撮影)

しかし、皆さんご存じの通り暗殺時の映像を見ていると、後ろからの狙撃だけではなく、前からの狙撃が致命的なもので、ケネディ元大統領が撃たれた後にJacqueline婦人が車のトランクの上に飛び散った夫の頭蓋骨の一部と脳の組織の一部を拾おうとしている映像をご覧になったことがあろうかと思います。(もし、後ろから撃たれたのなら本能的にその方向に逃げる行為はしないはずです)
更には、写真ではわかりづらいのですが、かなりの上方から下方へ向かう角度(大統領の右斜め後ろでから左斜め前方方向)しか狙撃が出来ません。

ということで、第2,第3の狙撃犯人がいて、彼(彼女)らこそが真犯人ではないか? そしてそれはどこから撃ってきたのか?という謎が残っているのですが、下の写真が第2の犯人がこの建物の後ろに隠れていたのではないか?と言われる場所です。
この場所からだと、確かに最初に被弾した場所、次の被弾場所が見通せますが、それは大統領の車列の前後ではなく、右側に位置するので、大統領の頭蓋骨と脳の一部がトランク(後方)に飛び散る事はありません。
また、この建物の後ろからの射撃は2m以上の身長の人間でないと建物後部の格子状の部分からの狙撃は無理ですし、人目にもつきやすい場所です。

 (左下)上の場所から第1被弾場所を見たところ
(右下)同じく第2被弾場所を見たところ


上の写真を見る限り、この場所では辻褄が合いません。
これよりも更に車列の進行方向に向かった場所でないとケネディ元大統領の頭蓋骨と脳の一部はトランクには飛び散りません。

そこで、更に前方を見てみると下の写真のような場所があるのです。
これ、身長が165cmくらいだと、この板塀の上から車列を見る事が出来ます。
個人的には真犯人はグラシノールの丘という場所の、
この板塀の後ろから狙撃したのではないか?と思いました。

そして、その場所からの眺めがこの写真で言うところのやや左後方からの眺めになり、まさしく大統領の頭蓋骨と脳の一部が飛び散った方向と一致するように思えます。

狙撃された後、元大統領は下の写真の車が走る方向に向かい病院に運ばれたそうです。。。


さて、ど素人の憶測はおいといて、この後は車でPlanoという街に戻り、下の写真のようなステーキを食べました。
僕が食べた16 OzのRibeye Steak。
味付けは塩とこしょうとほんの少しのガーリックだけ。

上の写真は同席した人が食べた22Ozの骨付きRibeye Steakです。
まさか肋骨がそのまま出てくるとは思いませんでした。。。 

 付け合わせのポテトや温野菜やコーンは別のお皿に山盛りで出てきます。

美味しかったけど、絶対に太っているのは間違いなく(毎日がこんな食事なので・・・)、帰国するのが怖い出張の後半戦です・・・・・。